なぜ同一会社のVtuberは増え続けるのか(1/3)
※この記事は特定企業の批判記事ではありません!※
こんにちは、Vtuberのtwitterを覗いていたら新しいメンバーのオーディションが開始されるとの告知がありました。
ホロライブ3期生「ホロライブファンタジー」のオーディションを開始しました!皆さまのご応募お待ちしております!https://t.co/oPa53NpV30#VTuberオーディション
— ホロライブ公式▶3期生オーディション開始! (@hololivetv) June 13, 2019
僕はVtuberはホロライブしか見たことがなく、見始めた当時はさくらみこちゃんがホロライブに移籍した直後?くらいで、ミオちゃんもまだ未加入のことを考えるとメンバーの数は14人くらいでしょうか(それでも多いですが)
最初はまったり、声・配信スタイルにハマると配信を見に行く、配信が終わると他の所属メンバーの配信を見に行く、という流れを繰り返していました。
そしてとある休日、あることに気づきました。
推しが増えると配信とアーカイブ観てるだけで一日が終わって、何もしてなくね…?
推しを減らせという声は一旦無視します
なぜ同一会社のVtuberは増え続けるのか
- 基本的にVの魂(声)は1人のキャラに対して1人の人間
Vには中身が必ずいます、ここではVの中身=女性として話します。
それはガチの学生かもしれないし、社会人かもしれないし、ガチの帰国子女、ガチの美少女、もしかしたら実は中身男ですってこともあるかもしれません。
例えば学生さんとしましょう、学生が働くことができるのは15歳を迎えて3月31日を超えてから。
最速で高校1年生のVtuberが誕生できるわけですね。
卒業までの3年を終えると高校生には進学と就職の選択が迫られます。
進学なら進学先の年制に準じた年数、まだVとして活動は続けられます。
ですが就職に進んだり、勉学に集中という理由などで引退なども十分にありえます。
つまり企業側からの視点ではそのVtuberの総合的な賞味期限は1年~7年になります。
人手不足で若者を終身雇用で囲いたがる企業からすればこの年月はあまりに少なく感じるでしょう。
しかも同じVtuberの活動及び人気が5年以上も続くのか…
結果、企業として看板V であるキズナアイ、ミライアカリ、電脳少女シロ、輝夜月のような存在を除いた新たなVを雇用するのはあまりにもリスクがあります。
そのリスクを最小限に抑えるのが創業者の役目ですが、実際の方法は…?
- Vの側(イラスト)は1人のキャラに対して1人のイラストレーター
Vには必ず側(がわ=ビジュアル)があります。
天の声スタイルの実況者とは違う大きなポイントですね。
この側を描くイラストレーターの存在、Vtuberの活動において重要なポイントですね。
側が可愛いとかお姉さん系だとか、はたまたダウナー系とかボーイッシュ系とか。
そんなことどうでもいい、大した問題じゃない。
知っていますか?イラスト専門学校は全国で100校を超えています。
仮に1クラス10人で5学科あって2~4年制の学校では毎年50人以上卒業生が出てるとしてそれが100校以上なら単純に考えて毎年5000人以上は卒業生がいるわけです。
そんな素人からプロのイラストレーターが跋扈しているこの世界で、名も知れぬイラストレーターにこれから会社資産に利益を上げてもらうVtuberの側を任せることができるでしょうか?
殆どの企業は疎遠することになります、リスクにリスクを重ねられませんから。
であれば当然依頼をお願いするのは初動を確実にする為に、実績もあるフォロワー5,6桁超えののイラストレーターですよね。
フォロワーが3,4桁のイラストレーターに側を依頼して、宣伝をお願いしても残念ながら企業運営の告知アカウントの広報より効果は薄いでしょう。
わざわざ5,6桁のイラストレーターにお願いするのは、勿論イラストレーターの知名度によるブーストもありますが、真の狙いはVの者を知らない、あるいは企業運営の告知アカウントをフォローしていない新規顧客の獲得にあります。
結果、企業としてハイコストではあるが全体としてハイリターンを見込める5,6桁のイラストレーターに側を依頼するのがマストになります。
長くなりましたので続きはまた後日。次は
「声や口調が受け入れられなかったら?イラストが受け入れられなかったら?」
を主題にお話していきたいと思います。