独り暮らしはいかに出費を抑えることが出来るのか(3/3)
こんにちは、この記事は前回記事の続きになります。
今回は食費についてお話していきます。
独り暮らしなら必ず直面する問題ですね。
外食≒節約の邪魔
定番の節約術と言えば外食を少なくすることですが、これは単純にメニュー金額が平均して1000円近いから、回数が積み重なると額がとんでもないことになるからですね。
故に外食を減らせば食費は浮く、単純な話です。
ですが、仕事帰りのスーパーで疲れて適当に200円ぐらいの惣菜をたくさん買ってしまう経験はありませんか?惣菜3つ、4つなれば100円近くなり外食となんら遜色のない金額になります。
それぐらいなら吉野家を始めとした牛丼チェーン店、丸亀製麺や長崎ちゃんぽん、餃子の王将の天津飯、焼き飯の方が安上がりではありませんか?
・外食は工程が増えると値段が高くなる
外食=高いという認識は少し違います。
そもそもメニューが高くなる理由は何でしょうか。
原材料の値段というのもあるかもしれませんが、一番は工数です。
例えばファミレスのハンバーグセット、これは冷凍しているハンバーグを調理場で位置から作らず解凍して作るだけだからもっと安くても良いのではと思われるかもしれません。
ですが実際はその店の冷凍ハンバーグを別工場で加工、調理、保存、倉庫移動、配送etc...と工程が非常に重なっており、人件費含めた工賃諸々が重なり1000円ちょっとのハンバーグセットが提供されるわけです。
逆に言えば工数が少ない商品は安いわけです。
先程上げたチェーン店を思い出してください。
吉野家、丸亀製麺、長崎ちゃんぽん、餃子の王将の天津飯・焼き飯…
牛丼チェーン店は基本決められた量のご飯を盛り、煮込んである肉を盛る。
非常にシンプルです、早い安い美味いの典型例ですね。
丸亀製麺、うどんを茹でるのはどのメニューも一緒で違うのはその後の盛り付けだけ。
揚げ物は冷凍ではなく店内揚げ、おにぎりは人の手が加わるので値段はそれほど変わりません。
長崎ちゃんぽん、この会社は特殊で同社の弛まぬ努力により、機械による調理、完全マニュアルに変更することで大幅にコストに下げることに成功しています。
調理研修が3日で終るという話を聞いたことがあり、安い理由にはわけがあります。
餃子の王将の天津飯。これは椀にご飯をよそい卵を載せあんをかける。
あんですが、予め大量に用意しており料理人はあんを作る必要がありません。
焼き飯は、実は炊く段階で味付けを済ませており料理人は具材を入れて混ぜるだけなんですね。
どちらも空いている時間帯ならなんと3分以内で出てきます。
あなたが行く外食先、そのメニューは工程がかかっている料理ではありませんか?
うどんやちゃんぽんを例に出しましたが、同じ麺類のラーメンはタレの仕込みに膨大な時間と材料を使っているので勘違いしてはいけません。
外食=悪と決めつけるのではなく、残業で遅くなって自炊する時間がない、冷蔵庫に何もないのを思い出した等、必要な時に賢く使っていきましょう。
節約は飽きとの戦い、少しの工夫で続ける
節約していると問題が出てきます。
それは飽き…何が飽きるのかというとそれは同じ味で同じ食感だから…
毎日毎日納豆ご飯は流石に続けにくいですよね?
ですが少しの工夫でそれは変えることが出来ます。
それは毎日食感の違うものを食べることです。
この季節、僕が今やっているのが400円位でドンキで買ったそうめん18束と貰い物のうどん、そば各9束、セールの時にまとめ買いした冷凍うどん6玉。
これを
そうめん→そば→うどん→そうめん→冷凍うどん→そうめん→…
と毎日切り替えるだけです。
つゆにはその日の気分でしょうがを入れたり、わさびを入れたり、後味の変化も怠りません。
400円と貰い物と160円位の出費で、ここ2週間昼飯に1円も使っていません。
半額パンも中々いい勝負していますが、量では劣ることでしょう。
納豆ご飯、僕の場合は必ず卵を入れ+αをするのですが
食感を変えるため、キムチ(シャキシャキ・辛味)沢庵(コリコリ)、のり佃煮(食感は変わらないが味に深みが出る)などで、変化を出していきます。
納豆ご飯の際に、いちいちご飯を炊くのは独り暮らしでは面倒かもしれない…
ですがそんなあなたにおすすめの商品があります。
それがこちら
最強の保存容器です。
僕がいつもやっているのは、寝る2時間くらい前に2合炊いて、1時間前に炊きあがったら容器3つに分けてよそい、寝る直前まで予熱を取って寝る前に冷凍庫に入れます。
これで簡単に3食分のストックが出来ます。
休日で出かける予定がないならひたすらストックを作るのもありですね。
・でも栄養にも気を使いたい
栄養を生野菜から摂ろうとすると、予算が一気にオーバーします。
そんな時はどうするか。
僕は手早く済ませたいときは
伊藤園の野菜ジュースを一日180mlに分けて5回分として飲んでいます。
野菜ジュースは糖分がいっぱい入っているのであまり意味がないという話もありますが、まあ気休め程度にですね…。
僕は安さ重視(ドンキで1本198円)でジュースが多いです(一応男で59kgです)
それでも生野菜の方が良いのには変わりません。
そこで近くに業務スーパーがある人は幸運です。
子供の頃よく食べた記憶がありませんか?そう、あれです。
ミックスベジタブルです。
このミックスベジタブル、冷凍状態にあっても栄養価が失われていない冷凍野菜の1種なんです。
このミックスベジタブルと相性がよく簡単に作れるのが
肉なしカレールー
野菜なんて切る必要がありません。
だってミックスベジタブルをブチ込むだけですから。
おまけに人参の歯ごたえ、グリーンピースのジャリッとした食感、コーンのプチッとした食感と食感も豊富です。
ご飯が何杯でもイケそうですが、飽きたらパン屋のフランスパンを買って4切れぐらいをカレーと一緒に食べるだけで結構腹にたまります。
いかがでしたでしょうか?
個人的に食費は削ると、心に余裕がなくなってきます。
2週間に1回はチートデーとして何でも食べて良い日を用意しましょう。
食費を削る以上目標があるはずです。
節約術はなるべくその目標を達成するまでの辛抱として使用しましょう。
それでは。次回の記事は考え中です…